ためない暮らし、ってどんな暮らしを想像しますか?
ゴミをすぐ捨てること?部屋を片付けること?
私は、部屋の中がすっきり片付いていること、がパッと頭の中に浮かびました。
著者の有元葉子さんのためない暮らしの定義は
「ためない」とは、毎日の暮らしについてまわる汚れや要らないものをためない工夫に始まり、今手元にある物を十二分に使い切る、ということに通じます。
ためない暮らし
と書かれていました。
循環がキーワードかな。
食べること、キッチンのこと、暮らしのこと、セルフメンテナンスのこと。と著者の視点での暮らし方、循環の仕方が書かれていました。
私もこうやって暮らしたいなと思うと同時に、そのためには我が家の今ある物を十二分に使い切れる方法は?と考えながら私自身のためない暮らしを見つけていこう。
と、思わせてくれる一冊です。
ミニマリスト、とはまた違う考え方ですよね。
持っているものと幸せ度は比例しない。
ためない暮らし
という言葉にも、ほぉ…と唸ってしまいました。
たくさん物を持っていても、それは本当に幸せなの?かな。
もちろん、モノをたくさん持つことで幸せを感じる人もいますよね。
だけど、モノを持ちすぎて、活用できずに腐敗したり、ホコリが被ったり…とそのモノ本来の輝きが見えないものは果たして、そのモノは幸せなのかな?と考えさせられる言葉でした。モノモノ言い過ぎた…(笑)
なんでも揃う、欲しいものは手に入れられる、そんな時代だからこそ、自分自身には何が必要かを考えながら生きたいなと思えた一冊です。
気になる方はぜひ、手に取ってみてくださいね。
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