生後10か月の娘の身に起こったこと

2022年9月8日2023年1月12日

この経験を通して、私が伝えたいこと。それは、単に予防接種が怖い、やめよう！ということではなく、自ら納得するまで考えられるようになったらいいね、ということです。

そんな風に考えるようになったきっかけの一つをお伝えします。

それは突然やってきた。２人目が生後10か月の頃の話。

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コロナ禍での子育て中（今も真っ只中！）
予防接種もさまざまな考え方があるなかで、
私たち夫婦はBCGの接種はしておこうか、と決めて接種しました。
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とある日、急に発熱をしてご機嫌ななめ。
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これは、この時期にある突発かなぁ〜なんて思いながら、一歳に満たないこともあり小児科を受診しました。

娘の脇の下がボコッと腫れている…？

体重測定するよ、ってことで服を脱がせた時に気づいたの。
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「え？娘の左の脇の下が腫れてる…」
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これ、何ですかね？とその場にいたナースさんに聞き、
診察時にも聞き…
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『うーん…風邪のウイルスのせいかもしれないし、BCG（のせい）かもしれないし…
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とりあえず紹介状書くから、○○病院に行って。
お昼になるから、今すぐ行ける？』

不安を抱えたまま、再度別の病院へ

【え？今すぐ？どういうこと？？何があるの？】
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と、若干パニックになりながら、紹介された大きめの病院に向かったことを今でも思い出します。
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その日の診察は、
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とりあえず風邪だろう、との診断で抗生物質が出て、様子を見て。と。
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（抗生物質が腸内環境をガラッと変えてしまうのも分かっていたけど、この時は娘を守りたい一心で、内服しましたよ）
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ほぼ吐き出さずに内服しているのに、一向に変わらない、リンパ節の腫れ…

母のカンと再診へ

なんか嫌だな、これきっと風邪じゃない。

そんな母のカン。再診をお願いしました。

ママの不安を取り除いてくれる意向もあってか、病院ではエコーしてみよう、ということになりエコー室へ。
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薄暗い場所、硬いベッド…
本人は何されるか分からないので、
ギャンギャン泣く…
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【あぁ、もうこんな泣かせ方したくないな】
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そう思いました。
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エコーの結果は、膿が溜まっている、とのこと。
時期からみても、BCGの副反応だろうとはっきりと伝えられました。

我が子に起こるはずないと勝手に思っていた。

正直なところ、
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【我が子に予防接種の副反応が起こると思っていなかった】
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のが、事実です。
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【うちの子に限って副反応なんて起こるはずない】
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そんな風に考えてました。
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幸い、重篤なものではなかったので1ヶ月もしたら膿は自然に吸収されました。
（我が子の場合は、です。医師からは、半年程かかるかも、もしくは自壊するかも等話がありました）
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この経験を通して気付いたこと。私の変化

この経験を通して、
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《予防接種の同意書に書く、保護者のサインの重さ》
《子どもに必要ない、辛い思いはさせたくない》
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という気持ちに気付いたの。
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私、正直に話すと、病気のことや予防接種の知識はある程度は知っているけれど、副反応のことまで自分事、子どもの事と考えきれてなかったのです。
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私自身も、上の子も副反応は経験せずに通過してきたから。
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私自身は予防接種は悪いものとは思ってないです。
必要なもの、必要な時ももちろんあると思います。
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でも、特に子どもたちのことは、主人と2人でしっかりと考えてお互いに納得した上ですすめていこうね、とこの日を境に決めました。
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もちろん子どもたちも分かる年齢になったら、こういう理由で…こんなことがあって…と話せたらいいなと思ってます。
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この経験からも、自分たちで何が最適かを考えていけるようになろう、そう考えるようになったのです。